2017年10月24日

紙について

文房四宝(紙)

時々漢字用、仮名用の紙の区別がわからないと

いう方がある。もちろん紙に元々はそんな風に

区別がある訳ではなく、例えば奈良時代、平安

時代の書など殆ど滲んだり、渇れたりしていない。

今日では、一般的に、生の紙に何らかの加工を

施して滲み難くしたものを仮名用に用いることが

多い。加工の程度により滲みの具合が違うので

注意したい。また、原料により例えば雁皮紙や

楮紙など元来滲みにくいものもあり、写経など

細楷等に都合が良いものもある。

posted by 今口鷺外 at 03:22| 文房四宝あれこれ

磨墨随想 平成29年11月号

平成29年11月号「天外」掲載の磨墨随想です。

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磨墨随想29年11月号-@カラー.jpg

磨墨随想29年11月号-Aカラー.jpg

posted by 今口鷺外 at 03:01| 磨墨随想

2017年09月29日

紙について

文房四宝(紙)

練習でも作品づくりにも、用紙選びは大切なこと

です。にじみの少ないものは、或る意味書き易い

のだが、筆文字特有な美しさが表現しにくい。

例えば本画仙紙といわれるものなど結構にじむ

ものは同時に渇れやすいということでもある。

よって書きにくいようにも思えるが、この潤渇が

書の大きな魅力となれば、それなりの工夫が

必要となる。まずはメリハリのあるリズムで書く

というのも大切な一方法なのである。即ち筆圧の

加減を上手く調節して墨の出方を…ということ。

やはり慣れが一番ということか。

posted by 今口鷺外 at 23:09| 文房四宝あれこれ

2017年09月28日

磨墨随想 平成29年10月号

平成29年10月号「天外」掲載の磨墨随想です。

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磨墨随想29年10月号.jpg

posted by 今口鷺外 at 02:48| 磨墨随想

2017年08月25日

墨について

文房四宝(墨)

普段の練習には墨液を用いることが多いのだが、

作品制作には何としても所蔵の良質な墨の出番でと

成るのである。よってストック中の高級墨は今では

随分な数となっていて、無論使い切れぬまま…。

「書家死んで墨を遺す」はお定まりのことのよう

なので、これ致し方なく覚悟のほかありますまい。

時々引っぱり出して眺めては、何れこの自慢の墨が

どんな名作に生まれ変わるのか、はたまた生まれ

変わらせぬ方がよろしいのかなどと考えたりする

という訳でして・・・。

posted by 今口鷺外 at 00:32| 文房四宝あれこれ