2020年04月25日

筆について

文房四宝(筆)

作品づくりや、手本書き等色々な筆を使うこと

になるが、正直なところ改めて全てを見廻して

みても、完璧な筆は存在しない。何れも良い処、

悪い処があって、いかにして佳き部分を引き

出してやれるか…。

 又いつ何時(なんどき)でも使えるように、

少し硬めの、いや此度は羊毫の柔らかなもの

でと、強いて使い分けるようにしている。

書き易いものが佳き筆とは限らない。無論臨書

などは夫々にこの筆が適していようというのが

あるのだが、時に敢えて違ったものを用いて

みたりしている。時々にその筆の持ち味を発揮

した自己の味が出せればと思う故にである。

posted by 今口鷺外 at 16:14| 文房四宝あれこれ

磨墨随想 令和2年5月号

令和2年5月号「天外」掲載の磨墨随想です。

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posted by 今口鷺外 at 15:46| 磨墨随想

2020年03月29日

硯について

文房四宝(硯)

大きな文字の作品づくりに、沢山の墨が必要

となる為、墨磨機のお世話に成ることが多い

のだが、機械にも色々と種類があって迷われ

る方も多いと思う。私の場合は、矢張り手持ち

の端渓や歙州硯等を使いたい。ただし、その

ままの体裁、形ではうまく機械に合わない。

要するにストロークする式故に硯の海・丘の在り

様がである。依って職人に頼んで箕形硯(丘から

海へ段差無い形)に彫り直してもらい用いている。

所謂(いわゆる)墨液は用いたくないので…。

やっぱり固形墨を磨ったものは、紙にのった

時に美しく滲んでくれるのである。

posted by 今口鷺外 at 20:55| 文房四宝あれこれ

磨墨随想 令和2年4月号

令和2年4月号「天外」掲載の磨墨随想です。

磨墨随想R2年4月号.jpg



posted by 今口鷺外 at 20:42| 磨墨随想

2020年02月28日

紙について

文房四宝(紙)

漢字作品、仮名作品共に公募展に出す場合は

一般に加工した所謂(いわゆる)料紙を用いる

ことが多い。自身は白い生画仙を使うことが

多いのだが…。公募展となると、些か派手めの

方が見映えするように思えるのである。仮名作品

となれば当然のように綺麗な料紙をと成る。

昨今は以前に比べていい感じの料紙が少なく

なっており、見つけた時に手に入れておいて、

ここ一番という時に是非!書作品は矢張り

総合芸術ともいえ、色々に工夫の余地有り

なのである。

posted by 今口鷺外 at 00:52| 文房四宝あれこれ