2021年05月26日

文房四宝

文房四宝(紙)

ペンで字を書く時、今の一般的な紙を使うと、

存外に滲み過ぎることが多々ある。毛筆作品

じゃあるまいし、これはいただけない。昔は

インクをもって手書きするのは当たり前のこと

であったので、大概のものはそれなりに滲み

止めがされていたものと思(おぼ)しく、

そんなに苦労した覚えはない。それが今の時代、

大体が活字印刷(即ちプリンター)である為、

それ程滲みを気にする必要がなくなったのかも

知れない。よって天外≠フ硬筆手本を書く

場合は、念の為硬筆専用に作られたものを

用いるようにしてはいる。残念乍らそんな

時代なのである。

posted by 今口鷺外 at 03:41| 文房四宝あれこれ

磨墨随想 令和3年6月号

令和3年6月号「天外」掲載の磨墨随想です。

磨墨随想R3年6月号.jpg

posted by 今口鷺外 at 03:31| 磨墨随想