2013年09月06日

紙について


文房四宝(紙)

特に仮名作品の場合、大抵美麗な加工を施した料紙を用いることが多い。

主に日本で花開いたともいえる情緒的な文化技術であり、
先立って東博での和様の書≠ナも「西本願寺三十六人家集」や
「平家納経」等々、その誇るべき精緻な美しさを堪能したばかり。

今日ではなかなか入手困難なものとなってきつつあるようだが、
なんとかその技術は次世代に継いでほしいものである。

漉いた紙を先ずは、様々な色に染めるというのが一般的な順序である。


       (つづく)

『天外』9月号より




posted by 今口鷺外 at 23:10| 文房四宝あれこれ