2018年08月25日

墨について

文房四宝(墨)

作品づくりに際して果してどれ位使うのか

分からないので、予め機械で沢山の墨汁を

作っておくことに成る。具体的には径20p

深さ4p位の銅製の容器一杯、なのだが

幸い調子よく書き上がったりした場合、

それを蓋付きガラスビンに移し替え日付を

書いて冷蔵庫に入れて置いたりする。

急に墨が足りなく成って了った時など、

半年くらい経ったこれを用いたりすることも。

大概の場合0Kのようではある、但しことこれに

関しては是非とも都度墨色のチェックを。

先ずは保証の限りにあらず、としておきたい。

posted by 今口鷺外 at 10:51| 文房四宝あれこれ

2018年07月28日

文房四宝について

文房四宝

昨今文房四宝にとって、あまり良い状況とは

思えない。先ず筆は曽てのように普段使いに

具合良きものが少なく成ったように思えるのだが、

業者に質せば、対中国の影響が大きく、思うに

まかせぬという。(何度聞いても内容は充分

理解出来ない。)なので只今気に入りの筆は

大切に使わねばと。墨については自身大字作品が

多くなり、不本意乍らつい墨磨機に頼ることが

多く成って了い、正直昔程は極上のものは

使わなく成っている。(仮名や細字は別)

それでも作品づくりには色々な理由で墨液は

使わぬと強く心に決めている。

posted by 今口鷺外 at 21:07| 文房四宝あれこれ

2018年05月24日

硯について

文房四宝(硯)

以前にも書いたが、普段の練習はともかく、

作品の清書となればなんとしても墨を磨りたい。

色々と理由はあるのだが、一番はモチベーションの

問題であろう。誰でもない自身の渾身の作品は

矢張り自分で磨り上げた墨を用いたいもの。

その為にも、初学の方には、少し無理をしてでも、

(幸い今は安い!)端渓等の佳きものを、しかも

最初こそ大きめのもの(20p以上はほしい。)を

手に入れて、それこそ念を込めての名作を創って

ほしいものと思う。

posted by 今口鷺外 at 23:48| 文房四宝あれこれ

2018年04月26日

硯について

文房四宝(硯)

ひとくちに端渓といっても色々にあって、

最上とされるW老坑W(ろうこう) 続いて

W麻子坑W(ましこう) 等々掘られる坑に

よって石質も違っている。又夫々に独特な

石文があり、W青花文W(せいかもん)

W蕉葉白W(しょようはく) W氷裂文W

(ひょうれつもん)等々実に美麗なものが

色々にあって深く知れば、見れば愈々に

その虜と成り、佳き硯を水に沈めて鑑賞

したりと。尤も昨今は磨墨する人が減った

こともあり以前程には注目され難く成って

いるようなのはさみしい限り。ただ、昔に

比して存外に安価で手に入るようではあるが…。

posted by 今口鷺外 at 23:44| 文房四宝あれこれ

2018年03月26日

硯について

文房四宝(硯)

書人たれもが良質な硯石に憧れを持つに違いない。

小生もあれこれと立派なものも過眼したし、

そこそこの硯も手に入れてきたが、正直近年

機械を用いることも多くなり些かさみしい気が

している。実用としても良質の石といえば

昔から中国の端渓、また歙洲硯が名高く、

成程何れ劣らぬ磨り心地で、正に「熱釜塗蝋」

(ねっぷとろう)というが如くで、墨がトロトロと

溶けるように磨れて行くのである。当然墨色も

良好。だいいち気分が晴れる思いに・・・。


posted by 今口鷺外 at 02:32| 文房四宝あれこれ