2018年02月24日

印について

文房四宝(印)

雅印は、作品の紙が大きめ(全紙・二×八など)

で、文字が5〜6p位以上となれば、八分(2.5p)

の印の登場が多い(漢字)。 

本名(白文) + 雅号(朱文) がオーソドックス

ということに成るのだろうが例えば、

堂号(白文) + 雅号(朱文) という具合の方が

何となく凝った感じがするもの。

小生の場合 白鷺巣主 や 天外弟子 や

禿頭学徒 などと色々に思いつくまま作っている。

皆さんも気楽に考えてたのしんでみては。


朱文(文字が朱)― 陽刻

白文(文字が白)― 陰刻


posted by 今口鷺外 at 23:05| 文房四宝あれこれ

2018年01月30日

印について

文房四宝(印)

作品を仕上げた時、落款を書いて雅印を捺す

ことに成るのだが、案外これに無頓着な人が

多いように思える。「画龍点睛を欠く」とは

蓋し名言で、印の朱ひとつが実は大きな効果を

生んだり、又は逆と成って了ったりと正に両刃

の剣なのだといえる。いわんや、篆刻の真似

ごとをして、取り敢えずの用にというのは如何。

餅は餅屋にという…。篆刻学習の方は書の方が

上手に成ってからで、が小生の考え。


posted by 今口鷺外 at 11:54| 文房四宝あれこれ

2017年11月29日

墨について

文房四宝(墨)

文房四宝のうち紙と墨は所謂消費材であり、

書くたびにドンドンと減って行くもの。

よって折をみてはもとめて足し前しておかねば、

いざという段困ったことになる。墨については

漢字伝統書の場合、大てい油煙墨でこと足りるが、

出来れば菜種等本物の油から採ったものが望ましい。

些か値も張るが、日頃から留意しておきたい。

明日の最高傑作のために…。

posted by 今口鷺外 at 03:30| 文房四宝あれこれ

2017年10月24日

紙について

文房四宝(紙)

時々漢字用、仮名用の紙の区別がわからないと

いう方がある。もちろん紙に元々はそんな風に

区別がある訳ではなく、例えば奈良時代、平安

時代の書など殆ど滲んだり、渇れたりしていない。

今日では、一般的に、生の紙に何らかの加工を

施して滲み難くしたものを仮名用に用いることが

多い。加工の程度により滲みの具合が違うので

注意したい。また、原料により例えば雁皮紙や

楮紙など元来滲みにくいものもあり、写経など

細楷等に都合が良いものもある。

posted by 今口鷺外 at 03:22| 文房四宝あれこれ

2017年09月29日

紙について

文房四宝(紙)

練習でも作品づくりにも、用紙選びは大切なこと

です。にじみの少ないものは、或る意味書き易い

のだが、筆文字特有な美しさが表現しにくい。

例えば本画仙紙といわれるものなど結構にじむ

ものは同時に渇れやすいということでもある。

よって書きにくいようにも思えるが、この潤渇が

書の大きな魅力となれば、それなりの工夫が

必要となる。まずはメリハリのあるリズムで書く

というのも大切な一方法なのである。即ち筆圧の

加減を上手く調節して墨の出方を…ということ。

やはり慣れが一番ということか。

posted by 今口鷺外 at 23:09| 文房四宝あれこれ