
2020年12月26日
磨墨随想 令和3年1月号
posted by 今口鷺外 at 17:10| 磨墨随想
2020年11月25日
文房四宝
文房四宝(筆)
大字作品を書く場合、楷行草何れの折も
中鋒によるシャープな線が好きで、柔らかな
イメージのものはあまり書かない。それもあって
用いる筆は剛・柔何れの毫でも少し短鋒ぎみの
太筆の出番が多い。(長鋒では筆の腹が出勝ちで、
目論見通りに行かない)公募展出陳では自身
曾てのように長い漢詩を書くことも少なくなって
いて、結果少字・太字での表現となれば、
むしろ絵画的表現に近いものと成る。一文字
30p位の文字となれば、穂先は長さ6p
直径3p以上のものとなろうか。
ただ線質の上からも羊毫のものが意に叶うこと
多く、そんな類いの筆が沢山今も出番待ちの体
である。
大字作品を書く場合、楷行草何れの折も
中鋒によるシャープな線が好きで、柔らかな
イメージのものはあまり書かない。それもあって
用いる筆は剛・柔何れの毫でも少し短鋒ぎみの
太筆の出番が多い。(長鋒では筆の腹が出勝ちで、
目論見通りに行かない)公募展出陳では自身
曾てのように長い漢詩を書くことも少なくなって
いて、結果少字・太字での表現となれば、
むしろ絵画的表現に近いものと成る。一文字
30p位の文字となれば、穂先は長さ6p
直径3p以上のものとなろうか。
ただ線質の上からも羊毫のものが意に叶うこと
多く、そんな類いの筆が沢山今も出番待ちの体
である。
posted by 今口鷺外 at 21:40| 文房四宝あれこれ
2020年10月26日
文房四宝
文房四宝(墨)
大きな作品を書くことが多く、墨磨機を使う
ことも多い。よって墨(買い置きの大ぶりな
古いもの)も、瞬く間に磨り減ってしまう。
今年のあしで會展≠ナは、目玉として
般若心経≠三×六尺を三枚に。しかも
夫々書風を変えて書こうと決めた。文字数も
多いので長時間に亘っての精神集中、緊張を
強いられ、結構しんどかったのだが、書き
ながら成程書はメンタル、精神修養であると
改めて思った次第。しかし仕上がった暁は、
その達成感は素晴らしく、これぞ書の醍醐味と。
しかも紙、墨は大字作に比して、はるかに
経済的(笑)。いい事づくめではありました。
大きな作品を書くことが多く、墨磨機を使う
ことも多い。よって墨(買い置きの大ぶりな
古いもの)も、瞬く間に磨り減ってしまう。
今年のあしで會展≠ナは、目玉として
般若心経≠三×六尺を三枚に。しかも
夫々書風を変えて書こうと決めた。文字数も
多いので長時間に亘っての精神集中、緊張を
強いられ、結構しんどかったのだが、書き
ながら成程書はメンタル、精神修養であると
改めて思った次第。しかし仕上がった暁は、
その達成感は素晴らしく、これぞ書の醍醐味と。
しかも紙、墨は大字作に比して、はるかに
経済的(笑)。いい事づくめではありました。
posted by 今口鷺外 at 01:07| 文房四宝あれこれ