2016年08月24日

紙について

文房四宝(紙)

漢字は些か滲む紙に、仮名は紙質、もしくはドウサを

引いて滲みをほとんど感じさせないものというのが

相場である。作品創りの時(漢字)最も出番が

多いのが本画仙紙といわれるもの。薄くて滲みの

美しく出る単宣(たんせん)、厚手の夾宣(きょうせん)

といわれる(単宣を二枚重ねたような厚さのもの)

等々があるが、大作且つ大字作品を書く場合は

この夾宣が少々荒っぽくしても破れにくいので

専らこれを用いることになる。

posted by 今口鷺外 at 03:45| 文房四宝あれこれ

磨墨随想 平成28年9月号

平成28年9月号「天外」掲載の磨墨随想です。

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磨墨随想28年9月号.jpg

posted by 今口鷺外 at 03:39| 磨墨随想

2016年07月28日

筆について

文房四宝(筆)

今回は筆といっても、万年筆のこと。

毛筆と併せてお手本、またプライベートでの

手紙・葉書などで世話になるのが万年筆。

商売柄常に携行している何本かの中でも

気に入りのものがこれ。三十数年も前、

その頃は万年筆コレクターよろしくペリカン、

モンブランと世界中の万年筆を試したり、

所持したりしていたが、結局のところ多くの条件を

クリアしたのが我国のセーラー ≠ナあった。

写真は同型乍ら、右ブライヤー(木製)と、

左スチール製のもの。漢字用、仮名用と使い分けたり

しているのだが。長いつきあいのお宝なのである。

平成16年8月文房四宝-万年筆写真.jpg

posted by 今口鷺外 at 01:10| 文房四宝あれこれ

磨墨随想 平成28年8月号

平成28年8月号「天外」掲載の磨墨随想です。

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磨墨随想28年8月号.jpg

posted by 今口鷺外 at 00:23| 磨墨随想

2016年06月27日

墨について

文房四宝(墨)

作品づくりでは大概二×八や三×六などの

大きな紙・字が多いので、実は機械による

墨磨りとなってしまう。せめて自前の良質の硯と、

充分に古い上等な墨を用いるようにはしている。

何十時間も動かしっぱなしにして、磨り上がった

ものは銅製の墨池(墨が腐りにくいとされる)に

貯めるという具合。むろん仮名や小作品は成る可く

自身の手磨りを心掛けているつもり。いくつかある

相当に古い名硯(?)も昨今それ程出番がなく、

些か寂しい限りではある。それでも時に取り出して

墨を当ててみると、矢っ張り…と悦に入っている

という次第なのであります。

posted by 今口鷺外 at 12:29| 文房四宝あれこれ